台湾から持ってくればよかった食材・調味料ベスト5

日本在住台湾人留学生が持ってくればよかったと思う食材・調味料ベスト5!

5位は、「地瓜粉」です。つまりさつまいもの粉です。台湾には、この、さつまいもの粉を使った料理、スイーツが非常に多いんです。半透明のもちもちとした皮に具をはさみ、揚げたり蒸したりした後、ソースをかけて食べるバーワン、台湾風牡蠣オムレツことオアチェン、そして台湾スイーツのトッピングの定番、芋の白玉「芋圓」などは、いずれも、さつまいもの粉を使ってつくります。ただ、近年は台湾においても、価格の安い輸入物のタピオカの粉に取って代わられており、日本でみつけることはさらに困難ということです。

4位は、「白胡椒」です。「白胡椒」は黒胡椒の皮をむいて乾燥させてつくります。台湾では汁入りの麺やスープなどに、白胡椒を振りかけてから食べる人が多いんです。留学生によりますと、日本でも、「白胡椒」と書かれた胡椒は売っているものの、台湾のものとは味が異なるとのこと。改めて、欠かせない調味料だと感じているようです。

3位は「沙茶醤」です。広東省からマレーシアやインドネシアに渡った華僑によって改良された「沙茶醤」は、魚介やエビなどの甲殻類のエキス、そして各種の薬味、香辛料がブレンドされた醤油ベースの調味料です。台湾では鍋料理のタレの定番で、炒め料理にも使われます。

2位は「醤油膏」です。醤油という字が入っていますが、ソースのようなとろみがあり、ニンニクの味が効いた甘めの風味、食堂や屋台の机には必ず置かれている定番の調味料です。

1位は「滷包」です。
滷は、醤油、ネギ、生姜、お酒、そして漢方の香辛料などで、具材にしっかり味がしみこむまで煮込んだ料理を指します。「滷包」は、こうした料理が簡単にできる、煮込み用パックのことです。つまり、この「滷包」、一つあれば、台湾料理のあの味が簡単につくれるわけです。ただ、これも日本ではなかなか入手することが困難ということです。

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